幼児教育

お漏らしの原因はストレスが多いというのは本当か

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以前から完璧にトイレの失敗がない子どもが、お漏らしをしてしまうということがあります。そんな時には、「前はできたのにどうして!」と思わず叱ってしまうことがありませんか?でも叱る前にちょっと考えてみてください。お漏らしの原因となっていることが何なのか、もしかしてストレスじゃないかとかです。このような子どものお漏らしとストレスとの関係についてご説明しますね。

なぜお漏らしをしはじめたのか

お漏らしの原因の中には、ストレスによるものもあると思います。でもすべてがそうではないかも知れません。では、どのようなことがあるのでしょうか。

<ストレス>
まず、ストレスを考えてみましょう。例えば幼稚園等の入園や進級で大きく環境が変わったとか、弟妹の誕生や親の仕事の関係等で引っ越しをした等、子どもにとってこのような要因は、大きなストレスとなるのです。
これらのストレスが影響して膀胱を緊張させるということがあるのです。そうなると尿が少し溜まっただけでも尿意を感じるのでトイレに行きたくなるのですが、間に合わなかったりする場合にいきなり漏らすということが起きるのです。

<遊びなどに夢中になって>
理由として一番多いものなのですが、夢中になって遊んでいて、おしっこに行きたいけどもう少し遊んでいたいと思って漏らしてしまうというものです。でもこのようにやりたい遊びを優先しておしっこに行きたいのを我慢していると膀胱炎になることがあるのです。

親として漏らしてしまうということだけでなく、病気になる事があると言う点に配慮して、トイレに早目に行くように声を掛けて下さいね。

<過活動膀胱という病気では>
短い間隔でトイレに行くようであれば、過活動膀胱の可能性もあります。それは、膀胱の神経系がまだ未熟なために膀胱が尿意を感じた後に勝手に収縮してしまうのです。そのためにトイレに行くのが間に合わずに漏らしてしまうということです。
自然と治ることもこの病気の場合にはあるのですが、このような状態が長く続くようであれば治療が必要ですので、泌尿器科を一度受診してみてくださいね。

親としてどう対応するといいか

原因がストレスの場合には、どのようにお漏らしに対して親は対応すればいいのでしょうか。

<叱らない>
一番重要な点は、絶対に叱らないということなのです。緊張すると大人でもトイレが近くなりますが、子どもにはその原因が分かっていません。そして、親に何度も「おしっこ!」と言って「さっき行ったばっかりでしょ?」などと責められると我慢して、漏らすということになるのです。

後始末も漏らした場合に大変なので、ついつい怒ってしまうとそれも子どもにとってはさらなるストレスとなるのです。そのような時には、優しく声を掛けて「出ちゃったの、キレイにしようね。」と言い着替え等の後始末をしましょう。親御さんも大変ですが、一番気にしているのは子どもですから、できるだけ笑顔で対応してあげてくださいね。

<最初のお漏らしの時の対応>
もし環境的には、変化はないのに漏らした場合には、叱られたこと自体がストレスを引き起こす原因となっているかも知れませんよ。はじめて、漏らした時に強く叱られて、それを子どもが必要以上に気にしてかえって膀胱が緊張状態となって、もらしてしまうという状態です。

このような時に、漏らさないように何度も「おしっこは?」と聞いたりするとプレッシャーとなります。できるだけさりげなく優しく対応しましょう。「出ちゃったね。漏らすことは大したことじゃないよ。」と軽く受け流すと子どもは、気が楽になりますよ。

<お漏らしを隠していた時の対応>
女の子に多い傾向なのですが、漏らしした後に自分で後始末をしている場合です。漏らした床等を雑巾で拭いて、着替えて洗濯機に濡れたパンツを洗って放り込んでいるという子もいるようですよ。その子の場合、漏らしてしまったこと自体を恥ずかしいと思っているのです。隠すということは、以前に叱られたことがあるからかも知れません。そのような時には、「すごい!自分で出来たんだね」と褒めましょう。そして着替えただけでは、きれいに拭いていないのでその部分が痒くなり肌が荒れてしまうこともあるので、ふいてあげたり優しく対応しましょう。

子供は、叱られないことで隠さなくて正直に言った方が、気持ちがいいと安心することもできるのです。

<触れ合う時間を大切に!>アフターケアをしっかりと
もし環境の変化があって、親も忙しくしていて子供がストレスを感じているような場合には、漏らした原因はストレスでしょうね。そのような時には、親も忙しくてイライラしているでしょう。

このような場合には、子どもと1対1で1日に10分間程度でいいですので一緒に過ごす時間を作って、ゆったりした気持ちでスキンシッブをしてください。それだけで、不安でいっぱいになっていた子どもの心は開放的になっていくと思いますよ。また親御さんの精神安定にもつながります。親が笑顔でいると子どもは安心できるのです。

お漏らしをするほど、子どもはいっぱい小さな体にストレスを抱えているのです。本当に辛いはずですが、精一杯それでも頑張っているので、それを見守っているということを優しく伝えてあげてくださいね。

そうすることで、子どもの中にも失敗したとか、叱られるということよりも「こんなこともある。」と自分を否定しないで、新しいことに取り組もうとする力が湧いてきますよ。

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